ベルギーが誇る手加減無しのユース・カルチャー RAF SIMONS

正装的なシルエットが映えるクラシックなラインをしたテーラードスタイルと手加減無しの過激思想を叩きつけた反抗的な若者文化を融合させ組み合わさったデザインが特徴的な一大ブランド「RAF SIMONS」
今回はそんなRAF SIMONSを未だ知らない方達へとブランド紹介をしていきたいと思います。

デザイナー自身の名を冠する「RAF SIMONS」が描いてきたデザイナーとしての原点回帰

出典:http://www.kvadratrafsimons.com/media/micro-site/seo-image-id/raf-simons-sits-down-with-032c-talks-fashions-serious-fear-of-evolution-1.jpg

ブランドの始まりはもともと、当ブランド名を飾っている名前であるベルギー出身のラフ・シモンズが発足として立ち上げたのがキッカケです。創業者である彼は1968年にベルギー郊外のゲンクと呼ばれる都会とは言えない片田舎に生を受け、幼少期は他の子供達と同じく活発に外で遊び人並みに恋愛をした経験を積むという何一つ特別なものは無い時間を過ごす。

やがて時の進みと共に伸びた身長とその独創的センスで大学は工業デザイン学校に入学をし写真やビデオ等、ファッションの一線とは違った道を専攻していました。しかしある時、金銭面でも苦労があった彼は週に1〜3日のペースでウォルター・ヴァンベイレンドンクというファッションデザイナーの下でバイトを始め出した事がキッカケで、今や全世界のファッションラバーを魅了し続ける怪物的ファッションデザイナーへと自身は気づかないまま着々と変貌をしていった。

出典:http://dbcn1bdvswqbx.cloudfront.net/client_info/MIDWEST/itemimage/MW-top-banner02-RAF_SIMONS.jpg

その後大学卒業後にはインテリアデザイナーとしての体験も経て、ついに物作りという概念で育んできた作り手の経験の下に独学にて服作りを学び始め、自ら手がけたオリジナルのカスタムデザインが施された洋服を持って「ベルギーの都アントワープ」へと移り本格的にその活動拡大を肥大化していった。
当時のファッション業界ではラフシモンズが手がけた全く異なる異物とも言えるその斬新なデザインが高く評価され、1995年秋冬(AW)では気づくと既に堂々と「RAF SIMONS」というブランド名と共にコレクションを発表し、次の年では3シーズン共にコレクションをパリで発表し大成功を収め着々とその知名度と人気を確立していきました。

その後2011年には「RAF BY RAF SIMONS」の展開を終了し、ブランド設立15周年を記念してスタートしたNEWレンジ「RAF SIMONS 1995」の展開をスタート。2012年秋冬コレクションを最後にジル・サンダーのクリエイティブ・ディレクターを退任。同年、クリスチャン ディオールのアーティスティック・ディレクターへと就任。2013年にはアディダスとラフ・シモンズがコラボレーションでのカプセルコレクション「アディダス バイ ラフ・シモンズ(adidas by Raf Simons)」を発表し2015年、ディオールのアーティスティック・ディレクターを退任と同時に2016年8月2日にはカルバン クライン(Calvin Klein)のチーフ・クリエイティブ・オフィサーに就任。
2017年、CFDAファッションアワードで、ラフ・シモンズがウィメンズウェア部門とメンズウェア部門両方のデザイナー・オブ・ザ・イヤー賞を受賞した後2018年には、カルバン クラインのディレクターを退任するなど、ファッション業界とう人事異動が激しい激戦区にて彼はその激流さえ巧みに乗りこなし数々の有名ブランドのデザイン業務を受託し経験とは名ばかりの奇跡を体現してきました。

「 RAF SIMONS」が提示する2019年春夏コレクショ:SS19ラインナップ

出典:https://d3hed5rtv63hp1.cloudfront.net/products/317453/large/Raf-Simons-m-RF18-0666OK.jpg?1530286876

今回は綱領的なパラダイムシフトとは裏腹に、絶対的迄にも手加減無しでオートクチュールの復活というテーマの下コレクションコンセプトを掲げ参戦したSS19。 新たなアウトラインが必要であり、自分自身も過去従来のヒットするデザインを手がけていた所謂大衆の為のヒットメイカーとして活動をしていた一人のデザイナーであった事に気づき今回は原点回帰という意味でも唯一無二「オートクチュール」を意識したとのコメントが入っています。
今季は結果的にも、Duchesseサテンのスーツを取り入れ70年代/ 80年代のNew Waveを参考にした、エメラルド、ベイビーブルー、ゴールド、フュシャの豊かな色合いが特徴的です。
またRAF SIMONSの代表作でもあるニットウェア、スカーフとして身に着けているセーターはThe Clashコンサートの写真プリント付きのユースカルチャー、セイフティピンやスタッドのアクセントに見られるパンクのアクセサリーと組み合わせる等、その特徴的且つ魅力でもあるキャッチー性の高いデザインも忘れずに今季コレクション全体に散りばめられています。
フットワークコラボレーションとしても、シューズ面に関してはOzweegoとDetroit Runnerのレザープラットフォームブーツからインスパイアされ、昨年に魅せたRaf Simons x Eastpakのコラボレーション以来の集大成を叩き出しています。

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