腕時計として大人気を誇る「MICHAEL KORS」

アクセサリーをはじめ腕時計からメンズに人気を誇る「MICHAEL KORS」というブランド

「MICHAEL KORS(マイケル・コース以下表記)」とはアメリカ人のデザイナーのマイケル・コースによって設立されたファッションブランドであり、1981年にNYコレクションでデビューしたとされています。
初めはレディススポーツウェアのブランドだったがデザイン性が評価されファッションブランドへと成長。シンプルで現代的な大人の人物をイメージして作られたラインナップはセレブを中心に世界的人気を誇り、幅広い層からの支持を集めています。また、バッグや財布が有名だったが2001年アクセサリーラインを発表しており、腕時計が若い女性に大人気に。

現在はメインラインのほかにセカンドラインとして「マイケル・マイケル・コース」や「コース・マイケル・コース」「マイケル・コースコレクション」も展開。「マイケル マイケル・コース」は婦人服・ハンドバッグ・靴の展開し「コースマイケル・コース」は男性向けの靴とジーンズ。アクセサリー・フットウェア・時計・ジュエリー・アイウェア・フレグランス製品等、幅広いアイテムもラインナップされマイケル・コースコレクションはメンズランウェイコレクションであると言われています。

ブランドとしての起源は1981年に自身の名を冠したブランド「マイケル・コース」を設立し、バーグドルフ・グッドマンやニーマン・マーカス、ブルーミングデールズなどの高級百貨店でウィメンズのラインを立ち上げる事となりました。1996年ではセカンドライン「コース」を開始させると2001年にはアクセサリーラインを発表し、2002年ではメンズラインを開始。2004年にはコースの後継ブランドとしてセカンドライン「マイケル マイケル・コース」を発表しました。

彼自身は1959年にニューヨーク州ロングアイランドでカール・アンダーソン・ジュニア三世として生まれ、現在はニューヨーク在住です。
また母親はユダヤ系の元モデルであり、メリック育ち、ベルモアにあるジョン・F・ケネディ高校を卒業したとされています。
その後は19歳で服飾のデザインを始め、ニューヨーク州立ファッション工科大学にてファッションデザインを学びました。在学中にブティックでアルバイトし、レザーを中心にアイテムのデザインを担当したとされ、1981年にはマイケル・コース自身が、自分の名前でブランドを立ち上げブルーミングデールズ、バーグドルフ・グッドマン、 ロード・アンド・テイラー 、ニーマン・マーカス、サックス・フィフス・アベニューの各百貨店で婦人服のラインを展開しました。

1983年には第一回アメリカンオリジナルアワード賞を受賞し1995年にはELLEの「キャデラック・ファッション優秀賞」を獲得。株式会社オンワード樫山のブランドICBの初代デザイナーとなり1996年ではセカンドラインとなるコース(KORS)を展開。1997年には「セリーヌ」のレディース部門のクリエイティブ・ディレクターに抜擢されています。
マイケル・コースのデザインはマダムブランドと呼ばれセリーヌの若返り、復活に貢献し都会派キャリアウーマンの支持する世界的名門ブランドにのし上げました。

著名人から愛用されるブランド「MICHAEL KORS」

現在ブランドはニューヨーク、シカゴ、ビバリーヒルズ、ロンドン、パリ、ミラノ、イスタンブール、ミュンヘン、ドバイ、香港、東京、上海、リオデジャネイロ、ソウルなど世界の主要都市に展開し、ライセンスパートナーを通じて運営。フルコレクションのブティックはビバリーヒルズ、ニューヨーク、ニューヨーク州マナセット、シカゴ、フロリダ州パームビーチにあるとされています。

また1995年では株式会社オンワード樫山のブランドである「ICB」の初代デザイナーとなっており、2002年には南青山にマイケル・コースの南青山店をオープンさせ2004年の5月ではマイケル・コースの日本でのライセンスをオンワード樫山と締結させました。
2010年には表参道にマイケル・コースの路面店を展開し、2011年では六本木ヒルズに国内2店舗目となる最大規模の直営路面旗艦店をオープンさせました。

現在はキャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ジェニファー・ロペス、ミシェル・オバマなどの著名人から愛用されていることでも知られており、ミランダ・カー、エリッサ、ハイディ・クルムなどが知られます。
またジョアン・アレンは「ザ・コンテンダー」でアカデミー主演女優賞を受賞された時にガウンを着用し、エリッサは「ワールドミュージックアワード2005」にて着用。ジェニファー・ガーナーは2006年開催のアカデミー賞プレゼンターの時に特注のドレスを着用したとされ、その他にもバッグや靴など小物単位で愛用する著名人も多いでしょう。