90年代後半から絶大な人気を誇るブランド「TOCCA」

イタリアンブランドの真骨頂「TOCCA」とは一体

「TOCCA(トッカ以下表記)」とは90年代後半にアパレルブランドとしてスタートしたファッションブランドであり、ブランド名は、英語でTOUCHを意味するイタリア語とされています。

1994年にイタリア人の実業家で写真家のエドアルド・マンテリが友人たちと新年を祝うために訪れたカリブ海のセントルシア。

そこで行われていたパーティで一人で旅行に来ていたオランダ出身のマリーアン・オーディエンスと出会う事となり、彼女が持って来ていたハンドメイドの4着のリゾートドレスがエドアルドや、さらにその友人の「VOGUE」エディター、グロリア・バウムらの目を引く事となりました。

その後意気投合したマリーアンとエド、後にカナダ出身のゴードンがビジネスパートナーとして加わりニューヨークのガーメント・ディストリクトにある400スクエアフィートほどの小さなアパートの1室でトッカをスタートさせたのがブランドの始まりと言われています。

また南欧のロマンチック、アジアのエキゾチックなリゾートテイストを融合させ、NYのフィルターで洗練された独特の世界観を表現したスタイルと美しい刺しゅうがほどこされたアイテムはヘレナ・クリステンセンやクリスティ・ターリントンなど当時活躍していたスーパーモデルが愛用したことで瞬く間に人気に火がつきました。

地中海のブルーをイメージしたトッカ・ブルーと呼ばれる印象的な色調はブランドのアイコンカラーとして知られる事となり、1994年にはおしゃれなファッションラバーとキッズのために、メインコレクションのミニバージョンとしてTOCCA Bambiniがスタート。

また1996年ではCFDAの「New Women’s Fashion Talent Award」を受賞し、日本では96年11月に世界初の路面店、トッカストア青山本店をオープン。

2013年には阪急うめだ本店本館4階のCHEER’Sとコラボしブランドの世界観をカフェメニューに落とし込んだTOCCA CAFEを期間限定でオープンし大きな話題を生みました。

その後2015年には英国のリバティ(LIBERTY)とコラボし2016年ではトッカストア青山本店とトッカストア銀座店でクチュールデジタルサービスがスタート。

iPad用アプリを使用してドレスのデザインや柄をはじめウエスト切替テープ、サイズ、レングスを自由にカスタマイズしてオリジナルドレスをオーダーできるというものとなっています。

他にTOCCA BEAUTYは、1997年にスタートしたトッカのビューティラインも大変人気でありコレクションが持つリゾートスタイルのイメージから派生しクチナシをベースにした香りの練り香水、ボディクリーム、ランドリーの3つのアイテムから始まりました。

またセントルシアを訪れる洗練された旅行者のためにソリッドパフュームやランドリーデリケートといった新しい製品が生み出され、独創的な香りと美しいパッケージが瞬く間に人気を集める事となります。

そんなトッカの代名詞であるアパレルラインと同じく、古く美しいヨーロッパのテイストをモダンに洗練させたアイテムはゆったりと休日の旅を楽しむ人をイメージして生み出されたとされ「人間が美しくあるために」というコンセプトのもと、同ブランドらしい自由な発想で、ソリッドパフュームやランドリーデリケート、フレグランスキャンドルなど新しいカテゴリを展開。パッケージの可愛さなどにも人気が高まり、瞬く間にブランドを代表するアイテムとなりました。

その香りへのこだわりが強く風光明媚な土地や歴史上の美女などを冠し一つ一つの香りにはそれぞれストーリーが込められています。また丸みを帯びたイタリアングラスのボトルに繊細なレリーフが施されたキャップが特徴的なオードパルファムや香りが豊かなハンドクリームやローションなどのボディケアアイテムなど手に取りやすい商品が多く今では世界中で愛されているブランドになりました。

「TOCCA」と生み出したデザイナーとは一体

「TOCCA(トッカ以下表記)」の設立に携わったデザイナーであるマリー・アン・オーディエンスは1964年オランダで生まれたと知られています。

1990年代からスタイリストとしてパリで活動していたものの、そのファッションセンスを活かしてファッションデザインを始める事となり、1994年にはトッカのデザイナーに就任するも1998年に辞任しています。

その後を引き継いだのは、プラダや「イタリアン・ヴォーグ」においてスタイリストの経験があるアレックス・ホワイトでが就任し2005年にはクリエイティブディレクターを会長であるエドアルド・マンテリが兼任、プレタポルテを担当するデザイン・ディレクターにはラルフ・ローレンでシニアデザイナーを務めたことがある、韓国ソウル生まれのサマンサ・タンが就任しました。

あわせて読みたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です