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男らしい服の代表、それがバイカーファッションです。バイク自体が男っぽくワイルドなイメージの強い乗り物ですし、そのバイクにまたがる男性といえばまさに男らしい存在です。そんな男性を象徴するようなバイク乗りの格好も、やはり男らしい服装に自然となります。
というのも、バイクは見た目がワイルドなだけでなく、車とちがって運転するときに体が丸出しの状態で時速何十キロ、高速になれば百キロで走るキケンと隣り合わせの行為です。そのため、必然的に転んだときのケガを防止、軽減するために丈夫な格好で運転する必要があります。
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私服でバイクに乗る場合は、革製品です。頑丈さと耐久力の高い革製品を愛用するバイク乗りが多いことから、バイカーファッション=レザージャケットやレザーパンツ、レザーブーツのイメージが生まれました。
【バイカーファッションは一歩間違えるとダサい!?】
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バイカーファッションは男らしくてカッコいいイメージがあります。しかし、実際のバイク乗りのファッションをそのまま真似するととんでもないことになりかねません。
当たり前ですが、バイクは先ほど述べたように体を守ることも優先する必要があるので、実際にバイクに乗ってる人の格好をするとただの作業着っぽくなったり、動きやすさ重視でサイズのぶかぶかな格好を着ると野暮ったくなります。
とはいえ、あまりにもコテコテなライダーファッションをすると、コスプレのようになってしまいオシャレさとは無縁のスタイルとなります。たとえ体にフィットしていても全身レザーアイテムで合わせてしまうと、とても街中で着るような格好とはいえません。
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ではたとえば、不良漫画に出てくるような恰好をするのがいいか、というとそれはそれでキケンです。ライダースジャケットにスカルプリントのTシャツを合わせてウォレットチェーンやシルバーアクセサリーを付けまくり全身真っ黒、というのも今度は不良漫画のキャラクターのコスプレのようなダサさが出てしまいます。これが現実的に陥りやすいダサいバイカーファッションではないでしょうか。
(価値観は人ぞれぞれなので格好いい場合もありますが、やはり一般的にみると嫌悪感を示されやすいコーディネートでしょう)
男らしさやハードさを前面に押し出そうとするあまり、逆にダサくなってしまっては元も子もありません。
不良漫画や昔のミュージシャンのようなバイカースタイルが映えるのは、漫画の中だから、ステージの上だからです。間違ってもそれがカッコいいからといって現実の街中でやるのはオススメできません。
かといってただレザージャケットを着ればいいわけでもなく、サイズが合っていなければ野暮ったいオヤジっぽい印象になってしまいます。(海外の革製品だと日本人の体形に合わず余計にぶかぶかになりやすいです。)
【参考にもなる?バイカーファッションの歴史】
イカしたバイカーファッションを着たい! というなら、イカしたバイカーファッションに倣うのが一番です。というわけで、バイカーファッションをつくりあげてきた歴史を参考にするのも一つ。
実際のバイカー集団や映画のイメージからバイカースタイルは洗練されていき、カッコいいバイク乗りは形づくられてきたともいえます。
・映画「イージーライダー」
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1969年公開のアメリカ映画。ハーレーにまたがり颯爽と掛けていくその姿はアメリカンスタイルの象徴ともいえます。
・映画「乱暴者」
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主演のマーロン・ブランドがダブルライダースジャケットを着たことで、不良ファッションとして世界中で流行しました。
・ヘルスエンジェルス
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地獄の天使の名をもち、アメリカに実在するバイカーギャング。1948年から活動している歴史があり、世界22か国300以上の支部があり、下部組織を含めると20000人以上のメンバーをもつれっきとしたギャングです。非合法、反体制活動の象徴としてもみられ、ギャングスタイルのファッションは圧巻です。
・カフェレーサー
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1950年代から1960年代のイギリス・ロンドンで、カフェからカフェへスピードを競った若者たちのことを指します。
カフェのジュークボックスにコインを入れ、曲が終わるまでにカフェへ戻ってくる行動レースに熱狂していた若者たちは、自らの思う速さ、カッコ良さを追求し続けていました。
【街中で映えるバイカーファッション】
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