日本ストリートラグジュアリーの息子「JP THE WAVY」とは

ストリートファッションが日本でも浸透している中、その中でも新しいジャンル「ストリートラグジュアリー」というスタイルが今や確立されきています。

その中でも、このスタイルを作り出したと言っても過言ではないアーティスト「JP THE WAVY(ジェピザウェビ)」について、彼のファッション性から具体的な活動内容等もご紹介していきたいと思います。

「JP THE WAVY(ジェピザウェビ)」って誰?「Cho Wavy De Gomenne」って何?

JP THE WAVY(ジェピザウェビ以下表記)を語る上ではこのCho Wavy De Gomenneを知っておく必要があります。

かくいう彼はまず職業はラッパー兼スタイリストであり、2017年5月にyoutube上にSALU(サル)とのフューチャリングした「Cho Wavy De Gomenne REMIX feat.SALU」をアップし、空前の大ニュースとなり流行ったのが始まりとなっています。

そんな今やミュージックシーンでも注目を浴びるジェピザウェビですが、ラップをはじめたのは中学生の頃からだと言われており、現在は個人として活動をする中ヒップホップクルーの「D.T.R.I (Do The Right Inc.)」という団体にも所属しており、Cho Wavy De Gomenneがヒットして行こうはクルー活動よりも自分だけのプロジェクトである「JP THE WAVY」としての活動に力を注ぎました。

その後は2017年5月に冒頭でもご紹介した通り、YouTubeに投稿した楽曲「Cho Wavy De Gomenne」がバイラルヒットを遂げ、翌月には客演にSALUを迎えた楽曲「Cho Wavy De Gomenne Remix feat.SALU」を立て続けに公開し空前絶後の大ヒット。

撮影地である渋谷では、その活き活きとした映像とメロウなフロウとトラップのビートに乗せた「超Wavyでごめんね」というキャッチーなサビが話題を呼び、InstagramやTwitterではハッシュタグ「#超wavyでごめんね」が流行し、様々な業界人もパロディー風に真似をする人が既出し、2017年8月25日には遂に待望のEP「WAVY TAPE」を配信リリースし活動を肥大しました。

また「Cho Wavy De Gomenne」を公開するまでは、ほぼ無名ともいえたジェピザウェビですが、そんな彼をSALUに紹介したのは、「Cho Wavy De Gomenne」でMV監督をつとめたSpikey John(スパイキー・ジョーン以下表記)。

スパイキー・ジョーンは、YENTOWNのラッパー/シンガー・Awichの楽曲「WHORU?」でも仕事で関わったラッパーやアーティストを集めて撮影し、その際にジェピザウェビの才能を買い、当時から人気と知名度を誇っていたSALUに紹介をしたのがキッカケとも言われています。

ファッションニスタとしても話題の「JP THE WAVY(ジェピザウェビ)」彼が魅せる本物のストリートラグジュアリーとは

日本国内のファンの間では既にファッション・アイコンとして認知されている存在であるジェピザウェビですが、彼はもともと、Palm AngelsやMARCELO BURLONというファッションブランドのポップアップストア等で働いていたという非常にファッションに精通した経歴を持っています。

そのルックには彼自身のインスタグラム上のコメント欄にも、普段身につけているファッションアイテムやブランドについての質問が飛び交っており、彼自身も常に毎日インスタグラムにて色々な人の服装を見ており、ショップのページやメルカリ、ヤフオク等でチェックしてアイテムの確認、ニューブランド情報について丸一日中調べていると語っています。

自身も自分が提唱している新たなスタイルを「ネオギャル男」と呼んでおり、特に注目なのは自身の爪にインストーンを敷き詰めたネイルに、ビーズをあしらったカラフルなつけ毛等、「これまでになかったメンズルックを確立したものがネオギャル男である」と主張しています。

また、ネオギャル男の正確な定義はないが、今のヒップホップ・ヘッズやオシャレな子たちが手を出しそうで出さないところを攻めていくのがネオギャル男というスタイルであり、例えばネイル。当初は乗り気では無かったものの、今ソレこそが彼のスタイル、言わばネオギャル男の定番へと定着したかの様に思っていると語っています。

ラッパーとしても既に日本国内では頭角を現し、他の者の追撃を許さないほどに超越した存在へと進化したジェピザウェビ。

ファッションシーンでも新たなジャンルを確立しこれから音楽と並行し、彼がファッションシーンに対しどの様な影響を及ぼしていくのか注目です。