デニムブランドとして広く世界中に知れ渡られている「SISLEY」とは一体
「SISLEY(シスレー以下表記)」とは、1974年からイタリアで展開しているファッションブランドでありフランスのデニムコレクションをベネトン社が買収しブランドイメージを一新し大きな話題を読んだ事はつい最近のように思う人も多いのではないのでしょうか。
また1996年には今までのロゴを黒地に白文字のよりシックなものに変更し、若い世代をターゲットに、未来を見据えた流行をいち早く取り入れ、エネルギッシュなコレクションを発表し人気を新たに博しました。
そのスポーティなカジュアルウェアからスーツスタイルまで日常のどんなシーンにも対応できるアイテムを幅広く展開しており、黒をベースとしスタイリッシュで強烈な個性を発揮しファンを魅了しているとされており、写真家テリー・リチャードソンによる広告キャンペーンはブランドのクールな世界観を色濃く体現し強いメッセージとストーリーを伝えています。
またブランドリニューアル戦略の一環としてベルリンに初のコンセプトストアをオープンを最近には果たしファッション業界を震撼させました。
そのデニムブランドとしてスタートしたシスレーは、創業から28年経った90年代にブランドイメージを一新させているとされており、この改革ではゴールドとワインレッドを用いた冒頭の従来のロゴから黒字に白のブランド名というシンプルなロゴに変更し都会的で洗練された大人のファッションラバーといったブランドイメージを定着させているとされています。
他には広告においてもミック・ジャガーの娘をモデルに起用するなどファッションを通して世の中に新たな話題を提供し、これらの広告では日常の風景や出来事を感じさせる映像が切り取られているため、シスレーの商品をアピールするだけにとどまらず実際にシスレーの服を着用した時のイメージがわいてくるような出来栄えとなっていると言われています。
またシスレーの購買層は、ファッションへの関心度が高い若年層でありシンプルでありながらディテールにトレンドが取り入れられているため、日常的に使いやすくトータルコーディネートをするのに最適なアイテムが揃っています。
ブランドの特徴としてはシスレーはベーシックなカラーやデザインの中にトレンドを組込んだデザインがユニークで人気を誇っています。そのモードなスパイスを取り入れてはいるが、そこに奇抜さはなく安定感のある洗練されたデザインは日常からビジネスシーンまで幅広く活躍するコレクションとなっており、シスレーにはレディスとメンズのコレクションがありターゲットになっているのは10代から30代くらいまでの若い世代と言われています。
しかし、姉妹ブランドであるベネトンが原色を多用しているのに比べるとシスレーでは黒や白、アースカラーといった落ち着きのある色を多く用いているため、世代を超えてファッションを楽しめるコレクションとなっています。またカジュアルなTシャツやシンプルなシャツ、デニムパンツの他、特別な日のためのドレスやジャケットといったアイテムが揃っていてTPOに合わせてコーディネートが可能であり、どのアイテムも定番的な要素があるため流行に関わらず着用できるデザインになっています。
「SISLEY」が展開したブランドを象徴したコレクションライン
「SISLEY(シスレー以下表記)」にはレディスとメンズがあり洋服とアクセサリー、靴やバッグなどのファッション小物を展開しています。そのトレンドに影響を受けないプレーンなTシャツやシャツが揃っており且つ、シスレー創業当時の中心アイテムとなっていたデニムパンツも販売。
他にはシスレーのバッグでいうと、レディス・メンズ共にキャンバスやナイロンなどのカジュアルテイストの素材が多く、リュックサックやボストンバッグの他、軽量なフェイクレザーを使用したショルダーバッグやハンドバッグも展開しています。
他にはシューズはスニーカーやブーツ、サンダルがありトレンドを取り入れながらもシスレーらしいカジュアルなデザインとなっているとされ、この他にもベルトやストール、靴下などコーディネートのアクセントになるアイテムが充実しています。
また日本国内でのシスレー販売店は実店舗よりもオンラインショップが数において上回っているとされており、シスレーの公式オンラインストアは、東京都千代田区に本社を構えるベネトン ジャパン株式会社が運営していてシスレーの輸入と小売、ブランドにおけるライセンス管理を行っています。会社設立は1985年5月には株主はイタリアのベネトングループであるとされています。
その後2016年には、愛知県にある「SISLEY名古屋パルコ店」がリニューアルオープン。
内装はイタリアの映画監督であるベルナルド・ベルトルッチの作品「ドリーマーズ(The Dreamers)」の世界観を再現していて「rich&raw」というテーマに基づいたインテリアになっておりブランドを表現した空間を演出する事に成功しました。