スイス出身且つイタリア拠点のファッションブランド「MARNI」とは一体?
「MARNI(マルニ以下表記)」とは1994年にスイス出身のコンスエロ・カスティリオーニが設立したイタリアのファッションブランドであり、構築的なシルエットや可愛らしいプリント使いなどあたたかみのある雰囲気が特徴と言われています。
コンスエロはイタリアの毛皮メーカーでCiwiFursの社長であるジャン・カスティリオーニと結婚し、1994年には「自分で着たいものを自分の手で作りたい」という思いからマルニをファミリービジネスの一環として立ち上げる事となりました。
当時はミラノを拠点にした毛皮と革製品のみのラインナップであったが、1999年に独立しトータルブランドとしてミラノコレクションに参加。2000年には東京に世界最大の旗艦店をオープン。
建築家ユニット「フューチャー・システムズ」が手がけた曲線で構成された空間は大きな注目を集めました。
2002年にはメンズコレクションを発表し、2011年に初のキッズコレクションを立ち上げる事となります。また2012年にはH&Mとのコラボレーション「MARNI at H&M」を発表、2013年では初フレグランス「MARNI ROSE」を発売。
同年、ポーターとのコラボレーションでバッグやウォレットなどを発表し2015年にもマルニ×ポーターから新作が登場。コレクションで使用されたチェック柄にレザーロゴプレートをあしらったラグジュアリーなアイテムとなりました。
2016年10月21日、コンスエロ・カスティリオーニが辞任し、後任としてフランチェスコ・リッソがクリエイティブ・ディレクターに就任。
ブランド自体の歴史は深く、夫の毛皮事業から皮の扱いにおいて頭角を現し自身のブランドとしマルニを創業。様々な素材を使用した柔らかいシルエットと、構築的な模様ではあるが色合いが優しく、柔らかい素材にプリントされた可愛らしい絵が、彼女の生み出す作品に暖かみを与えるのであると言われています。
日本にも2000年に進出し、店舗が有名な建築家ユニット「フューチャー・システムズ」によって手掛けられその独特な曲線で構成された空間は世間を賑わせました。
2013年にはフレグランス分野に進出し、また「H&M」とコラボレーションするなどその活動は止まることを知らないのである。2016年には創業者のコンスエロ・カスティリオーニが辞任、デザイナーであるフランチェスコ・リッソが後を継いだと言われています。
創業者権デザイナーであるスイス出身のコンスエロ・カスティリオーニは、毛皮を扱っていたジャン・カスティリオーニと結婚し事業を手伝っていたが「自身が着たいものを自身で作りたい」と、イタリアに彼女独自のブランドを設立。当初は毛皮や皮製品のみを取り扱っていたが1999年の独立後からは様々な素材に手を伸ばし、シフォンなどによる独特のシルエットを生み出たとされています。
そのシルエットに魅力的で構築的な模様をあしらえ、柔らかい素材の上に可愛らしい独特なプリントを使用するなどの可愛らしさが、彼女の作品にあたたかみのある雰囲気をもたらすのであり、そのあたたかみが彼女の持つ強み且つ人気の秘訣であるとされています。
同じくあたたかみを持つシンプルなものも多く発表され、構築的なものと合わせることによって違いはあるけれども、どちらも同じあたたかみという特徴を持つため、反発することなく調和をするのであるとされています。
「MARNI」が手掛けるアイテムラインの展開
「MARNI(マルニ以下表記)」は独特の構築感が一番の特徴です。ゆったりとしたシルエットに描かれているため、そのシルエットですら絵画の一部であるかのように思わせてくれるとされています。シンプルあるいは構築的といった極面から選ばせるトップスは同じ構築的にもシンプルにも合うことだろうとされており、スカートはどこか情熱の国を思わせる左右非対称な形のものが多いです。
メンズにおいては男性の可愛らしさを共にさせるものが揃っているとされ、柔らかな色合いでシンプルにまとめてあるものはもちろん、幾多の小さな柄が集うものも決して騒がしくなく、目に刺さることも無い。
またこれらのシンプルまたは構築的な特徴をも服に合わせるジュエリー・アクセサリーも取り扱われており、日本へ進出したのは2000年であると言われています。
店舗は建築家ユニット「フューチャー・システムズ」によって手掛けられた曲線で構成された空間ということで、世間では非常に大きな注目を集めました。
店舗としては、東京の30箇所以上を始めとして、北は北海道から南は九州まで取扱店舗があり、オンラインストアが開設されているので日本全国どこからでも入手することが可能です。また可愛らしいデザインは世界中に愛され、もちろん日本にもファンが多く日本とも馴染みの深いH&Mとコラボレーションするなど日本で見られるブランドとして親しみがあるとされています。