ファッションからインテリア迄も手掛ける有名ブランド「GIORGIO ARMANI」

ファッションブランドのアクセサリーや小物へと展開を広げる事自体近年では珍しくない事でしょう。

彼等の高いデザイン性はアパレルラインのみ手掛けるだけでは勿体無く、実際に建築や都市開発の一環としてその実力を振るってきたブランドも多く存在します。

そんなファッションから派生し様々な偉業を成し遂げてきたブランドの中でも、時代を切り開いた先駆者的ファッションブランド「GIORGIO ARMANI」について、今回は彼等のファッションブランドとしての歴史からこれ迄に手掛けてきた背景をご紹介していきたいと思います。

イタリア屈指の伝統ブランド「GIORGIO ARMANI」が歩んできた道

「GIORGIO ARMANI(ジョルジオ・アルマーニ以下表記)」今やイタリアが誇る世界的ファッションブランドの五本指へとランクインする程に大規模な有力ファッションブランドへとなったジョルジオ・アルマーニ、当ブランドは1934年イタリアはピアチェンツァ生まれのファッションデザイナー「GIANFRANCO FERRE(ジャンフランコ・フェレ以下表記)と、ジャンニ・ヴェルサーチとともに「ミラノの3G」として知られています。

ジョルジオ・アルマーニはファッション業界の中でも最もオーソリティの高いブランドとして知られており、本社はイタリアのミラノを拠点とし、創設者兼代表の名前をそのままブランド名として掲げています。

メインブランドの他には姉妹ブランドや化粧品、高級レストラン経営やリゾート開発などの多くの事業を展開しておりそれらの総称としての「アルマーニ」が有名です。

また「アルマーニ」は基本的にファッションブランドであり、ファッションでもアクセサリーやアパレルなどの分野にとどまらず、インテリア家具も扱っているという活動展開が特徴的です。

そんなジョルジオ・アルマーニですが、の創設者兼代表でもある「ジョルジオ・アルマーニ」はもともと厳しい家庭環境に生まれており、将来は医師になる様良心からの英才教育を受けて育ってきました。

彼は兵役を終えた後に、ミラノの百貨店「ラ・リナシャンテ」のバイヤーを務め、そこで得た豊富な知識によりセルッティ社のメンズウェア「ヒットマン」のデザイナーに抜擢、そこで更なるファッション業界に対する知識と経験を良心の意向とは裏腹に積む事となります。

その後は、1970年にセルジオ・ガレオッティと運命の出会いを果たしその才能を開花させ、1975年にセルジオ・ガレオッティとともに自らのレーベルを設立。同1975年にはジョルジオ・アルマーニ社を設立し1、980年では映画『アメリカン・ジゴロ』でリチャード・ギアの衣装を担当し、これをきっかけにハリウッドで一躍有名となりました。

その後は、2004年よりアルマーニ ホテル&リゾートの事業を開始し始め、2005年にはアルマーニ創立30周年を記念し、六本木ヒルズ・森美術館にて大回顧展「ジョルジオ・アルマーニ展」 を開催し大きな反響を呼びました。

2007年ではアルマーニ銀座タワーをオープンし、地上12階、地下2階のジョルジオ・アルマーニとエンポリオ アルマーニのウエア・コレクションの他、世界初登場のアルマーニが手掛けるスパをはじめ、レストラン、ホームインテリアコレクションのアルマーニカーザなど、ライフスタイルをトータルで提案する複合ブランドストアとして誕生を遂げました。

「GIORGIO ARMANI」の魅力は何と言ってもその展開力の幅広さ

デザイン面でも品質面でも、ジョルジオ・アルマーニはラグジュアリーブランドとして独立した雰囲気を持っていますが、更に「ARMANI COLLEZIONI(アルマーニ・コレッツィオーニ以下表記)」では、ジョルジオ・アルマーニのビジネスラインとして展開がされており、イメージとしては「バーニーズニューヨークのビジネスシーンで着用するアルマーニ」というテーマの下デザインが施されていると言われています。

アルマーニ・コレッツィオーニのスーツの平均的な価格帯は5万円から12万円程と、仕事用でも気軽に購入出来るスーツとされており、少しリーズナブルな価格設定となっています。

また「アルマーニ・エクスチェンジ」は、アルマーニのデザイナーとしての想いをエッセンスにして、若者の文化にインスパイアされ発足した、カジュアルファッションラインとして展開がされており、セカンドラインの「エンポリオ・アルマーニ」に並んで手頃な価格で楽しむことができるラインナップとなっています。

その価格帯から若者でも手が届きやすく、ハイセンスでファッション性高い「アルマーニ・エクスチェンジ」は世界中でも今尚愛されています。

価格的にもビジネスからカジュアルなシーンでも入手しやすい一品達は、どれも一着はストックしておきたいアイテムと言えるでしょう。