ファッションとフレグランスが如何に密接した関係かは皆さんご存知でしょう。
香りはスタイルの一つとしてカウンティングするファッションアイコンは多数存在し、彼等も同じことを論弁しています。
今回はメンズフレグランスのブランド「DIPTYQUE」についてご紹介をしていきたいと思います。
「DIPTYQUE」が説く!香りはどんなアイテムよりも重要なアイテム
「DIPTYQUE(ディプテック以下表記)」は1961年にフランスはパリで誕生したアロマキャンドル・ブランドであり、フランスの美術学校出身である画家のデスモンド・ノックス=リット、劇場監督のイヴ・クロエン、インテリアデザイナーのクリスチャンヌ・ゴトロの3人によって創業されました。
もともとはファブリックを中心としたインテリア雑貨を扱っていたが1963年にオリジナルのアロマキャンドルを販売したことで大きな評判となりました。1968年に最初のオードトワレ「ロー」を発表した事で人気を博し、後にシリーズ化を成し遂げました。
またオーバルの形状をしたボトルはブランドのアイコンとして掲げて有、ほかに石鹸やルームコロン、ヘアー&ボディウォシュなど幅広いラインナップを持つ一面があり、セレブ御用達ブランドとして地位を確立、ケイト・モスも愛用者の一人と呼ばれています。
その後2014年にはブランド誕生20周年を記念してブランド創立と関わりのあるオブジェや場所にちなんだフレグランスキャンドルを発表した事でも定評を博し、2013年には東京の青山に日本1号店となるフラッグシップストアをオープン。
店舗デザインに日本の伝統文化を取り入れたことでも話題となり、2015年には独創的でスパイシーな新作フレグランス「ウード・パラオ」を発表する事となりました。
またディプティックの歴史は、1961年にはテキスタイルブランドとして創業していますがフレグランスキャンドルの販売を始めたのは、1963年からと言われています。とはいえ、既にフレグランスキャンドルブランドとしても50年以上の古い歴史があるブランドである事も事実であり、フレグランスキャンドルで知名度を上げたディプティックは1968年にオードトワレを発表して評判になり、ブランドの方針転換後はフレグランスに特化しさらに人気となりました。
良質の香料を使用し、長時間かけて調合して出来上がる香水では「ロー」が人気となりシリーズ化し、パリやロンドンからボストンなどにも店舗を構えています。現在では2005年にロンドンにて拠点を置くManzanita Capitalに買収されるものの、ディプティックの人気は健在といえるでしょう。
彼等は、先にも説明した通り画家のデスモンド・ノックス・リット、劇場監督のイヴ・クロエン、テキスタイルデザイナーのクリスチャンヌ・ゴトロのクリエイティブな3人によって創業したブランドとして有名ですが、そのためクリエイティブが揃っていることからフレグランスキャンドルのレベルやパッケージなどにも洗練されたセンスがあふれていると言えます。
またそのパッケージの一つ一つにパリ生まれの上品なデザインこそが、創業者である3人のそれぞれのセンスを感じられるものであり、このハイセンスなデザインのパッケージはフレグランスキャンドルの良質な香りを楽しむにも大きな役割があるとも言え、限定品やコラボレーションの商品のパッケージのコレクターが多いことも納得が出来るものです。
「DIPTYQUE」が誇る人気のシリース
「DIPTYQUE(ディプテック以下表記)」はフレグランスキャンドルのほかにも、スプレー式のフレグランスや石鹸など日常生活に使えるスキンケアやボディケア商品などがフルラインナップで揃えられています。東京で限定販売された「TOKYO」というフレグランスキャンドルはパインオイルやシダーリーフ、オークモスなどで調香されており、日本にこだわったヒノキの木陰を想像させる香りとなっているのが特徴です。
また、その他にも直営店限定のクリスマスコレクションや砂時計を模りボトルを反転することで心地良い香りがゆっくりと香る「砂時計型ディフューザー」などインテリアとして部屋に飾っておくだけでも楽しめる商品も数多く取り揃えられています。
またディプティックは2013年12月には東京の青山に日本1号店となる旗艦店をオープンし、その店内店舗デザインには日本の伝統文化に加えパリの本店の歴史を融合したような雰囲気を取り入れられた空間が完成しています。
特にこの店舗は日本1号店としてエントランスの前庭には日本庭園を思わせる趣や畳をアクセントにしたディスプレー棚、陶器でできた折鶴などとことん和にこだわっているのが特徴といえるでしょう。
この他にも日本国内には20箇所以上に店舗を構えており、2017年4月20日には東京の銀座に東京都内3店舗目となる直営店をオープンし、この銀座の直営店でも日本の伝統や文化が織り交ぜられたモダンさが特徴で豊かな香りに包まれている店内として話題を呼びました。
フレグランスの真骨頂「DIPTYQUE」、是非一本は手に取り身に纏いたいものです。