定番アイテム「黒スキニー」の多彩な魅力
出典http://quael.jp/qration/?p=1648
すでに活用している人も多いでしょうが、黒のスキニーパンツは着こなしに悩まない万能アイテム。はけば即おしゃれにキマりワードローブの必需品です。スリムやタイトよりも細身なのがスキニーシルエットであり、そしてスキニーシルエットのパンツがスキニーパンツです。そもそも「スキニー」とは「痩せている」「骨と皮の」という意味であり、スキニーパンツはもともと皮膚のように脚にフィットするパンツを指していました。ただし最近は少し意味が広がり、スリムやタイトよりも細めのシルエット全般を指すと理解したほうが好ましいかもしれません。
そんなスキニーパンツの特徴をもっとも際立たせてくれるカラーが黒。もっともダークで引き締め効果のあるブラックが、細いパンツを一層シャープに見せてくれるものです。またモノトーンということで汎用性も高く、あらゆるコーディネートにマッチし下半身をスマートに見せてくれるのでスタイリング全体をおしゃれに導いてくれます。
その他、定番パンツのひとつだけにバリエーションが多い黒スキニーパンツですが、実際に使いやすいタイプとなると3つのポイントを兼備しているモノがおすすめであり、「スキニーパンツ」はシルエットの種類を指す言葉なので、素材はデニムに限りません。ただし、もっともオールマイティに使えるデザインは、ジーンズの王道である「5ポケット」タイプ。
前面に2つのポケット + コインポケット、バックに2つのポケットを備える仕様のことであり、5ポケットの場合はL字を描くポケットの縁が高い位置にあるため腰周りがコンパクトに見え、スキニーパンツの脚長なシルエットが際立つというメリットもあります。ただし5ポケット型は比較的カジュアルな印象なのでより上品なタイプを狙う場合はほかのタイプを選択肢に入れても良いでしょう。
また本来は皮膚のように脚にフィットするシルエットを指す「スキニー」ですが、ピッタリし過ぎてスパッツのように見えてしまっては実用性に乏しくなってしまいます。実際に着回すことを考えたら適度に余裕のあるタイプを選ぶことで、体型によって最適なシルエットが変わってくるので試着して確認するのが最善策と言えます。
多少はゆとりのあるシルエットだとしても、フィット感の高いスキニーシルエットであることには変わらないほか、細身のシルエットでも着用感や動きやすさを確保するために、ストレッチ生地を絶対条件としましょう!
最近ではストレッチ素材を混紡した機能的な生地が増えていて、スキニーパンツではストレッチ生地が標準となっています。
どんなスタイリングにもマッチしてしまう魔法のアイテム「黒スキニー」
出典https://www.pinterest.jp/pin/307722587023088829/?lp=true
黒スキニーパンツのクールな魅力を生かすなら、全身をモノトーンで揃えるのがおすすめです。
基本的には合わせるアイテムを選ばないので、すぐにおしゃれなコーディネートが築けるほか、ダウンパーカーをメインにしたコーディネートもブラックのスキニーパンツを合わせつつ全身をモノトーンでまとめればシックで都会的なイメージに仕上がります。軽快に見せたいときは、インナーやスニーカーなどで白を効かせたスタリングが王道と言えるでしょう。
またコーディネートに悩むくらいであればいっそ全身をブラックで統一するという手段もあり。スキニーパンツはデニム、コートはウール混、インナーはニット、シューズはレザーなど同じ黒でも素材感を変えることで表情豊かでこなれ感のある着こなしを築くことができます。
その他、定番人気のミリタリーテイストですが、黒スキニーパンツを合わせることで上品に引き締めることができ、とくにミリタリーアウターを大人っぽく着こなしたい場合に活用したいセットです。
N-3Bを筆頭に、MA-1、モッズコート、M-65といったミリタリー系のアウアーはすべてオリーブが定番カラーが展開され、オリーブを選んでミリタリー感を強くしてもブラックのスキニーパンツさえ合わせれば大人っぽくシックに仕上がります。